高配当でおすすめの、ディフェンシブな日本銘柄3選[安全]
高配当でおすすめの、銘柄ってなんだろう?配当が高いものから選ぶといいのかな?
高配当の株に、利回り以外の優劣やなどはあるのかな?おすすめ株とかって、何がおすすめなんだろう?このような疑問に答えます。
高配当の利回りランキング
ディフェンシブな高配当株・オフェンシブな高配当株とは?
この記事を書いている僕は、売買を始めて1.5年ほど。日本の高配当株が好きで、数千万円を投資し、FIREしました。投資が好きで相場に参加しているので、現役の体験がお役に立てたらいいなとおもい、ブログを書いています。
高配当の銘柄を、探している方によくある悩みとして、「高配当でおすすめの銘柄は、どのような種類があるの?それぞれの特徴もよく分からないな、、、。」というものがあると思います。
上記の感じだったのですが、1年半ほど投資を実践して、「高配当でおすすめの銘柄の、おすすめな理由と特徴・なぜ成果がでるのか」みたいなものが分かってきました。
そこで今回は、「高配当でおすすめの、ディフェンシブな日本銘柄」を、解説していこうと思います。
※3~5分ほどで、記事は読み終わります。3~5分後には、今までより「高配当の銘柄で、安全な成果を得ること」について、上手くなっているはずです。
目次
高配当でおすすめのディフェンシブな日本銘柄3選
高配当でおすすめの、ディフェンシブな日本銘柄は、こちらです。
浅沼組【1852】
KDDI【9433】
JT【2914】
医薬事業
加工食品事業
JTは高配当株の中でも、投資家に人気のある、銘柄です。
理由としては、配当が高く安定気味で、筆頭株主は財務大臣なので倒産リスクが少ないためです。
なので、人気が集まり時価総額が大きく4~5兆円ほどあります。時価総額が大きいということは、株主が多いということです。
株価の推移としては、2022年3月のウクライナ侵攻時に、株価が2000円まで下落し年初来の安値になりました。
その後は、株価を戻してきて10月に2462.5円と、年初来の高値まで上がっています。
JTの、ここ10年ほどの数字はこちらです。
🟢売り上げ→2兆~2兆4千億円ほどを、キープしていて順調
🟢利益→4600億円~6400億円ほどを、キープしていて順調
🟢総資産→4兆5千億円~5兆7千億円ほどを、推移していて潤沢
🟢自己資本比率→46%~54%ほどをキープしていて、順調
🟢現金→2500億円~7200億円ほどを、推移していて潤沢
🟢一株配当→96円~154円ほどをキープしていて、順調
🟢配当性向→40%~88%程を推移してしていて、問題ない
🟢資料詳細はこちら(出典:IR BANK JT-決算まとめ)
- 株価:2457.5円(2022年10月26日時点)
- 予想配当金:150円
- 配当利回り:6.1%
-
最新の株価:こちら(出典:YAHOO! ファイナンス-JT)
JTの個人的な感想としては、配当前に株価が上がりやすいです。おそらく、高配当で人気な銘柄なので、配当前に購入する人が多いためです。
なので、権利付き確定日の1ヶ月~1ヶ月半前に、株を買っておくと権利確定までに株価が上がり、利益がでることが多かったです。
もし利益がでなくても、高配当なので、下記のように配当を貰うこともおすすめです。
https://twitter.com/Kazzn_blog/status/1565540605354078208
浅沼組【1852】
浅沼組は高配当株の中では、時価総額が大きくないですが、ここ数年で株主還元に力を入れている銘柄です。
売り上げは10年単位で安定し、配当についてはここ8年ほど右肩上がりです。自己資本比率も46%と安定経営をしています。
中小型株のなかで、高配当であり、ディフェンシブな銘柄です。
株価の推移としては、2022年4月に、株価が2430円ほどまで下落し年初来の安値になりました。
その後は、株価を戻してきて8月に2920円ほどと、年初来の高値まで上がっています。
浅沼組の、ここ10年ほどの数字はこちらです。
🟢売り上げ→1260億円~1470億円ほどを、キープしていて順調
🟢利益→14億円~79億円ほどを、キープしていて問題ない
🟢総資産→900億円~1060億円ほどを、推移していて潤沢
🟢自己資本比率→7%から46%ほどに、右肩上がりのため問題ない
🟢現金→120億円~390億円ほどを、推移していて問題ない
🟢一株配当→10円から180円ほどに、右肩上がりのため順調
🟢配当性向→5%から78%程ほどに、右肩上がりのため問題ない
🟢資料詳細はこちら(出典:IR BANK 浅沼組-決算まとめ)
- 株価:2762円(2022年10月26日時点)
- 予想配当金:191円
- 配当利回り:6.9%
浅沼組の個人的な感想としては、配当前に株価が上がりやすいです。権利付き確定日が1年に1回だけのため、配当を貰いたい人がこのタイミングで株を買います。
なので、権利付き確定日の1ヶ月ほどに、株を買っておき権利確定までに株価が上がり、利益がでやすいです。
配当利回りも高いので、配当を貰うことも、おすすめできます。
KDDI【9433】
電力事業
金融事業
KDDIは誰もが知っている、投資家に人気の銘柄です。
理由は、配当が高く財務基盤が強い。売上げ、利益、株主還元のどれをとっても、大きく安定的な経営をしています。
倒産リスクが少なく、今後の増配も期待できる、銘柄です。なので、人気が集まり時価総額も大きく、高配当でおすすめの銘柄の1つです。
株価の推移としては、2022年1月に、株価が3383円ほどで年初来の安値になりました。
その後は、株価を戻してきて5月に4636円と、年初来の高値まで上がってその後は堅調です。
KDDIの、ここ10年ほどの数字はこちらです。
🟢売り上げ→4兆2千億円~5兆5千億円ほどを、キープしていて順調
🟢利益→6600億円~1兆1千億円ほどを、キープしていて順調
🟢総資産→5兆3千億円~11兆1千億円ほどを、推移していて潤沢
🟢自己資本比率→45%~57%ほどをキープしていて、順調
🟢現金→1900億円~8000億円ほどを、推移していて潤沢
🟢一株配当→43円~125円ほどに、右肩上がりのため順調
🟢配当性向→32%~42%程ほどに、右肩上がりのため順調
🟢資料詳細はこちら(出典:IR BANK KDDI-決算まとめ)
- 株価:4406円(2022年10月26日時点)
- 予想配当金:135円
- 配当利回り:3.0%
KDDIの個人的な感想としては、年単位で見て株価が上がりやすいです。業績・会社の信頼性・財務基盤などが揃っていて、会社の価値が上がっているためだと思います。
なので、何かのタイミングで株価が急落などをしたら、そのタイミングで買って配当をもらいながらじっくり待つ。
年単位で株価が上昇し、売却して売却益もでましたので、ディフェンシブでおすすめの銘柄です。
高配当の利回りランキング
最新の高配当ランキングは、Yahoo!ファイナンスで、確認できます。
上記のように、配当利回りが高い順に、ランキングされています。数字の見かたは、こちらになります。
🟢取引値→最新の株価
🟢決算年月→次回の本決算の月
🟢1株配当→1株当たりの年間配当
🟢配当利回り→株価に対する、配当の割合
上位の1~5位ほどまでは、海運の会社が多いです。中には利回りが10%以上の銘柄もあります。
なぜ利回りが高いかというと、業績が良く、利益が多く出たためです。ただ、海運業は業績の波が激しく、配当が無配に転落することもありますので注意が必要です。
このような高配当でオフェンシブな銘柄は、「業績の波は激しけど、短期間で大きな利益を出していきたい」という人に向いています。
逆に、「業績が安定していて、安全に長期的な利益を得たい」という人には、ディフェンシブな銘柄が向いています。
ディフェンシブな高配当株・オフェンシブな高配当株とは?
ディフェンシブ・オフェンシブな高配当株は、こちらです。
オフェンシブな高配当株→長期的に、中くらいの配当があり安定的
ディフェンシブな高配当株
ディフェンシブな高配当株は、配当利回り3~6%ほどの株になります。
JT・浅沼組・KDDIなど、おすすめな銘柄のように業績が安定し、財務基盤が強く減配するリスクが少なめになります。なので、長期的に配当が安定しています。
Yahoo!ファイナンスの、配当利回りランキングにある20位以降くらいに、配当利回り3~6%の銘柄があります。
「安全に長期的に、利益を得たい」という人は、ディフェンシブで高配当な銘柄がおすすめです。
オフェンシブな高配当株
オフェンシブな高配当株は、配当利回り8~18%ほどの株になります。海運業のように、業績の波が激しく、利益が大きい時には配当が大きくなるものです。
また、企業の100周年などの、記念配当で一時的に配当が大きい企業などになります。
Yahoo!ファイナンスの、配当利回りランキングにある1~5位くらいに、配当利回り8~18%ほどの銘柄があります。
「リスクは承知で、短期間で大きな利益を出していきたい」という人は、オフェンシブで高配当な銘柄がおすすめです。
まとめ:高配当でディフェンシブに、安全な投資を
投資は、資金を減らさずに増やすことが大切です。まずは、減らさないことから始める。
そのために、高配当でディフェンシブな銘柄で、安全に投資することがおすすめです。
投資を続けていき、自信を持ってから、オフェンシブな投資をしても遅くはありません。今回の記事では、下記のことについて解説しました。
高配当の利回りランキング
ディフェンシブな高配当株・オフェンシブな高配当株とは?
浅沼組【1852】
KDDI【9433】
それぞれの特徴:
🟢JT【2914】→筆頭株主が財務大臣なので、倒産リスクが少ない
🟢浅沼組【1852】→ここ数年、株主還元に、力を入れている
🟢KDDI【9433】→財務基盤が強く、売上げ・利益・株主還元のいずれも安定的
3銘柄とも、ディフェンシブで、高配当でありおすすめできる材料があります。
他にも良い銘柄は、多くあるので、自分で調べて判断することも大事です。
最新の高配当ランキングは、Yahoo!ファイナンスで、確認できます。
ランキングの中には、2つの銘柄があります。
🟢高配当で、オフェンシブな銘柄
🟢高配当で、ディフェンシブな銘柄
利回りだけで銘柄を選んでしまうと、オフェンシブな銘柄になり、リスクもありますので理解が必要です。
オフェンシブな高配当株→長期的に、中くらいの配当があり安定的
🟢ディフェンシブな高配当株は、配当利回り3~6%ほどで、Yahoo!ファイナンスの配当利回りランキングの20位くらい以降にあります。
→おすすめな人:「安全に長期的に、利益を得たい人」
🟢オフェンシブな高配当株は、配当利回り8~18%ほどで、Yahoo!ファイナンスの配当利回りランキングの1~5位くらいにあります。
→おすすめな人:「リスクは承知で、短期間で大きな利益を出していきたい人」
ディフェンシブに、お金を減らさずに投資を進めると、少しづつ相場の理解が深まってきます。
ランキングを見て勉強し、自分の投資法について、軸を作っていくことをおすすめします。
というわけで、今回は以上になります。お読みいただきありがとうございますっ!
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