[高配当]日本株でFIREした人が、成果をあげた6つの方法
高配当株って、配当が貰えて良さそうだけど、高配当の日本株はどのようなものなんだろう?
うまくいっている人も、いるみたいだけど、どんな感じで投資をしてるの?このような疑問に答えます。
保有中の企業・保有していた企業例
2022年の実現損益と、配当利回りランキング
この記事を書いている僕は、売買を始めて1.5年ほど。
高配当の日本株が得意で、4桁万円を投資し、FIREしました。投資が好きで続けているので、経験がお役に立てたらいいなとおもい、ブログを書いています。
高配当の日本株に、投資をしたことがない方によくある悩みとして、「日本の高配当株って、うまくいくの?良いところがよく分からない、、、。」というものがあると思います。
なのですが、1年ほど投資を実践してきたら、「高配当の日本株の、良いところと成果の出し方」みたいなものが分かってきました。
そこで今回は、「高配当の日本株でFIREした人が、成果をあげた方法」などを、解説していこうと思います。
※3分ほどで、記事は読み終わります。3分後には、今までよりも「高配当の日本株での、成果の出しかた」について、理解が深くなっているはずです。
目次
高配当の日本株でFIREした人が、成果をあげた6つの方法
高配当の日本株で、成果をあげた6つの方法は、下記です。
押し目で買うこと
日経平均と、欲しい企業の株価が下がった日に買う
資金を分割して買う
高配当の日本株を、決算前に、買わない
経済の、重要指標の前に、買わない
高配当の日本株は、銀行と比較すると、利率が高いので有利
銀行と、高配当の日本株の利率を比べると、こちらになります。
高配当の日本株→4%前後
上記の感じで、利率には、差があります。貯金を、保管しておく場所によって、利率が変わるので考える必要があります。
100万円は、1年後に、下記のようになります。
🟢銀行→100万1,000円
🟢高配当の日本株→104万円
1年で、3万6000円、10年で36万円の差が開きます。なので、日本の高配当株が有利と言われます。
とはいえ、投資はリスクもありますので、お金を貯金と投資に分けると良いです。
- 貯金:生活防衛のお金として、1年分の生活費
- 投資:生活防衛のお金以外
生活に必要な資金や、使う予定のある分を除いて、余剰のお金を投資するとムダがなく効率的になります。
押し目で買うこと
「押し目」は、上がっていた株価が、一時的に下がることです。株価が下がるときまで待ち、そのタイミングで買うと、その後は比較的上がりやすいです。
例えば、Aという株を購入するときに、2パターンあります。
A株を株価が、1400円まで下がった日に、購入。翌日、A株の株価が、1450円まで上がった。
上記の感じで、上のパターンは、100円のマイナス。下の場合には50円のプラスになります。
株価が下がったタイミングのことを押し目といい、その時に買うといいです。
とはいえ、押し目で買うには、慣れが必要です。初心者の方は、いきなり日本株を買ってしまうと、だいたい失敗してしまいます。
なので、買わずに相場を見て、押し目が来るタイミングを勉強することをおすすめします。買わない限り、マイナスにはなりません。
また、それぞれの企業で押し目のタイミングは違ってきます。気になる企業を1社選び、株価を毎日チェックして、なぜ株価が上がったのか・下がったのか考えることが大事です。
日経平均と、欲しい企業の株価が下がった日に買う
日経平均と、欲しい企業の株価が両方とも、下がった日に株を買います。
株価は、アップダウンを繰り返すので、下がった日に買います。上がった日に買ってしまうと、翌日以降に下がった場合に、含み損になってしまいます。
例えば、Aという日本株を購入するときに、2パターンあります。
🟢日経平均+250円(前日比)、A株+100円(前日比)。株価1500円で購入
🟢日経平均-300円(前日比)、A株-100円(前日比)。株価1400円で購入
下のパターンは、1400円で購入することができています。物と同じで、日本株を安く購入できれば、のちのち株価が上昇した場合の利益が大きくなります。
また、1400円で購入できれば、株価が下がってしまった場合にも損失が小さくなります。
できるだけ、安く買うということにこだわりを持って、どうすれば安く買えるかを研究すると良いです。
資金を分割して買う
株の購入は、手元の資金を、一括で買うと危険です。翌日以降に、株価が下がる場合もあるので、分割して買います。
たとえば、100万円の資金を、3~5回に分けて購入します。
🟢1回目:1000円の株を、200株購入。(20万円分)
🟢2回目:追加、300株購入(30万円分)
🟢3回目:追加、100株購入(10万円分)
🟢4回目:追加、200株購入(20万円分)
🟢5回目:追加、200株購入(20万円分)
上記の感じで、購入すると合計100万円になります。2回目以降に、どのタイミングで購入するかというと、1回目の購入価格よりも下がったときです。
下記のような感じで、買っていきます。
🟢1回目:1000円の株を、200株購入。(平均取得:1000円)
🟢2回目:950円までさがったので、追加で300株購入(平均取得:970円)
🟢3回目:920円までさがったので、追加100株購入(平均取得:961円)
🟢4回目:900円までさがったので、追加200株購入(平均取得:946円)
🟢5回目:870円までさがったので、追加200株購入(平均取得:931円)
こんな感じで、株価が下がったら追加で購入して、平均取得の値を下げていくとリスクヘッジになります。
僕の場合は、1回目に購入した価格よりも上がった場合には、あまり追加購入はしません。なぜかというと、高配当株なので持っていると配当が貰えるし、売却しても利益を得れるためです。
平均取得の値を下げておくと、「持っていると配当が貰えて、売却しても利益を得れる」をいう状態を作りやすくなるため、資金を分割して買います。
高配当の日本株を、決算前に、買わない
企業の決算時は、株価が乱高下しやすいです。なので、決算前に日本株を購入することは危ないです。
決算内容は誰にも分りませんので、決算後に株価が大幅に上がることもあれば、大きく下がることもあります。
業績が悪く、良くない決算→株価が大きく下がりやすい
もし、株価が上がることを期待して購入して、大きく株価が下がってしまったらどうしようもありません。
これだと、ギャンブルになってしまいますので、決算前の購入は避けた方がいいです。決算は、3ヶ月に1回ほどありますので、日付をチェックすることが大事です。
決算のチェックは、IR BANKで、できます。
経済の、重要指標の前に、買わない
経済の重要指標を、発表した後は、株価が乱高下しやすいです。なので、重要指標の、発表前に日本株を購入することは危険です。
特に、米国の経済指標の発表後は、NYダウが1000ドル下がることなど結構あります。
連れ安で、日経平均も下がることが多いので、このタイミングでの株の購入は避けるべきです。
経済指標の値に、投資家が悲観→株価が大きく下がりやすい
投資は、買わない限り、マイナスはありません。なので、リスクのあるタイミングで買う必要はないので、避ける方が無難です。
経済指標のチェックは、SBI証券やLINE証券などの口座を開設するか、ネットで「経済指標 カレンダー」と検索すると出てきます。
僕の愛用しているカレンダーは、岡三証券のカレンダーです。(規定の関係で、ブログに載せれずにすみません)こちらも見やすくて、おすすめです。
保有中の企業・保有していた企業例
保有中の企業の例は、GMO FHD(7177)。以前に保有していて、押し目が来たら、買おうと思っている企業はJT(2914)です。
GMO FHD(7177・東証プライム)
GMO FHDは、GMOインターネットグループの中の、1つの会社です。金融業の会社になり、GMOクリック証券や、GMOコインなどを運営しています。
また、香港でFXやCFD。タイでも金融業を行っています。
株主からみる、GMO FHDの特徴は、四半期配当であることです。四半期配当とは、3ヶ月ごとに配当を貰えるということ。
なので、キャッシュフローが良く、配当を再投資すると複利が効きやすいです。そして、配当利回りが5%台と高めです。
また、複利は時間が経つにつれて、大きくなります。早めのキャッシュフローなので、配当を大きくしやすいです。
ここ最近(2022年10月)は、暗号資産の取引量が減っていますが、2023年に向けてCFDの売り上げを伸ばしていく方針です。
🟢配当性向→60%
🟢一株配当→52.17円
🟢EPS→86.9円
🟢自己資本比率→4.1%
🟢時価総額→893億
🟢売上高→459億2400万円
🟢営業利益率→33.52%
🟢現金等→635億9700万
※2022/9/19時点のものです。最新の情報は下記になります。↓
ちなみに僕は、こちらのTwiiterにあるように、含み損ですが保有し続けています。
GMO FHDの配当✨
GMO FHDは、四半期の配当なので、3ヶ月に1回もらえます。
含み損で、マイナス254,600円だけど、1年で10万円ほど戻ってくる。
含み益になるまでは、強握力で、Holdし続けます⤴️
配当を、他の銘柄にリバランスするので、実際の回収は早め🧘
配当は、嬉しいものです✨ pic.twitter.com/Xy3e2XWz1U
— KAZZN@含み損の匠/高配当株トレード🏋️ (@Kazzn_blog) September 21, 2022
300万円ほど購入して、3ヶ月に1回、2万5千円ほどの配当になります。
JT(2914・東証プライム)
JTの企業詳細は、こちらの記事になります。
JTは、下記のような会社です。
🟢たばこ事業の販売量で、世界3位
🟢売上は10年以上、2兆円台
🟢利益は、年に5,000億円ほど
🟢時価総額は、4~5兆円ほどの大企業
🟢配当利回りが、6%台と高め
株主からみる、JTの特徴は、配当が安定しているということです。
また、配当利回りが6%台と高めで、6ヶ月に1回配当を貰えます。配当が高めで、安定していて時価総額が大きく、潰れる可能性が低めな企業です。
ちなみに僕は、1200万円ほど保有して、31万円くらいの配当を貰いました。
その後に、株を売却。株価が安くなった際に再度買い付けしようと思っています。
2022年の実現損益と、配当利回りランキング
2022年は、10月の時点で、実現損益は420万円ほど(配当抜き)です。配当利回りランキングの方は後述します。
2022年の実現損益
基本的に、成果をあげた6つの方法を、実践しています。
高配当の日本株は、購入するタイミングや時期によって、利益を出すことができます。もし、含み損になっても、配当を貰い続けることができるので安心です。
僕も、含み損のときは、基本的に損切しません。配当を貰い続けて、他の高配当株を購入することが多めです。
ただ、相場に慣れて自信ができるまでは、投資の勉強と相場を見るのみにしておき、あまり買わないことをおすすめします。
相場に慣れて、自分の中で仮説を立てて、当たるようになってきたら資産の10%ほどまでを買ってみる。
上記の感じで、仮説と検証を繰り返すことで、配当を貰いながら実力を上げていくことがおすすめです。
最新の配当利回りランキング
最新の高配当の、日本株ランキングは、こちらのようなものになります。
僕は、高配当の日本株ランキングを見て、気になる企業の配当がいつ確定するのかなどを確認しています。
また、事業内容や事業の数字などを見て、分析をしたりと参考にしています。
最新のランキングのほうは、随時こちらで見ることができます。
高配当の日本株とは
高配当の日本株は、一般的に配当利回りが高い銘柄のことを言い、配当が4%以上くらいの銘柄のことです。
高配当の企業は、株主への利益還元が大きく、収益が安定していることが多いです。時価総額が大きめな企業も多く、安定して配当を還元し続けています。
また、配当の金額を、連続増配している企業があります。増配企業は、株を買った時よりも配当が増えていく傾向がありますので、未来が楽しみです。
なお、高配当の日本株は、株価の動きを読みやすいこともあります。
配当前は株価が上がり、配当後は株価が下がる傾向がありますので、購入するタイミングを目的に合わせることができます。
そして、米国の高配当株と比べると、日本語で情報収集をできるためより正確な情報を早く得ることができます。
まとめ:高配当の日本株で、成果をあげる方法は、大事
今回の記事では、下記のことについて解説しました。
保有中の企業・保有していた企業例
配当利回りランキング
→日本の高配当株が有利なので、生活資金以外の、余剰のお金を投資する
押し目で買うこと
→株価が下がったタイミングのことを、押し目といい、その時に買うといい
日経平均と、欲しい企業の株価が下がった日に買う
→物と同じで、株を安く、購入できたほうが良い
資金を分割して買う
→株価が下がってしまう、リスクヘッジになる
決算前に、買わない
→株価が、乱高下するため、決算前の購入は避けた方がいい
経済の、重要指標の前に、買わない
→株価が乱高下するため、重要指標の前に購入は、避けた方がいい
全体を通していることは、こちらになります。
🟢株価が下がりやすいタイミングでは買わない
🟢株を購入する前に、株価が下がってしまった時用の、対策をしておく。
🟢できるだけ、安く株を買えるタイミングを狙う
株価は生き物なので、絶対このようになるというものは、ありません。ただ、このようになりやすいという、特徴みたいなものはあります。
なので、特徴を知ったうえで、実際に相場で確認をして大丈夫そうだったら買ってみる。「石橋を何回も、叩いて渡る」くらい、気を付けると、ちょうど良いです。
保有していた企業例→JT
それぞれの、特徴は、こちらになります。
🟢GMO FHD→四半期配当で、3ヶ月ごとに配当を貰えるため、再投資して複利が効きやすい
🟢JT→配当利回りが6%台と高めで、時価総額と利益が大きく安定している
高配当の日本株を買う前に、キャッシュフローの速さや、配当利回りや業績・利益の安定性などを確認します。
こういった、決算や業績などのチェックは、IR BANKで、できます。
最新の高配当の、日本株ランキングは、随時 こちら(出典:YAHOO! ファイナンス-配当利回りランキング)より確認できます。
ランキングの中から、気になる企業を選び、事業内容や事業の数字などを分析をするとやりやすいです。
上記の感じで分析を終えて、相場に慣れて自信ができるまでは、株を買わずに相場を見て慣れることをおすすめします。
そして、相場に慣れて自分の仮説が当たってきたら、資産の10%ほどまでを買ってみる。これを繰り返して、実力を上げます。
高配当の日本株の、特徴をとらえて成果があがるように継続すると、良いと思います。
というわけで、今回は以上になります。お読みいただきありがとうございますっ!
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